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ジャズと自由は手をつないでいく
「自分の目で見て、自分の足で歩いて、原石を探すこと。第一発見者になること」
終生その信念を貫いた文筆家・佐伯誠さんの遺作となったエッセイ集。
横浜・野毛にあった老舗ジャズ喫茶「ちぐさ」に寄贈されたマッチ(日本全国のジャズ喫茶のマッチだ!)が、この物語の始まり。
本書は、ジャズとマッチ箱をテーマに綴ったテキストで構成される。
タイトルとなった「ジャズと自由は手をつないでいく」とは、ジャズピアニスト、セロニアス・モンクの名セリフである。
「マッチ箱を振ると、雑木林の中を歩く音がする」
「路上にはゴミも散らばってるけど、パラダイスのかけらも散らばってる」
「読むものがなかったら、思い出せばいい。聴くものがなかったら、口笛を吹けばいい」
佐伯さんのコトバは、なんてしゃれてるんだろう。
佐伯さんのコトバは、逆境の中でも明日に向かっている。
佐伯さんのコトバは、切り抜いてデスクの壁に貼っておきたくなる。
装丁は佐伯さんの盟友、木村裕治さん。
映画のスクリーンにテロップが映し出されるかのようなデザインで、佐伯さんのコトバが詩のように心に響く。
二人のコラボレーションによる、贈りものにしたい一冊。
著者:佐伯誠
装丁:木村裕治
128p A5 2300円+税2025年11月20日発売
佐伯誠(さえきまこと)
東京都生まれ、文筆家。たそがれを迎えるのは、サドルの上か、路上か、古びた喫茶店の片隅か、異郷の辻か、それとも旅の途中だろうか。関心事は、シンプルなことにしぼられてくるような気がする。

特装版(100部限定)は、リトルギフトブックスのwebでお買い求めいただけます。
128p A5 背布張りドイツ装
3800円(税込み)
特装本はこちらから
リトルギフトブックスの本
こちらからお買い求めいただけます。




ソンクブック
写真評論家として知られる飯沢耕太郎さんの
5作目となる詩集。
「詩を書くきっかけとして、
音楽がかなり重要な役目を果たしている。
それなら、詩と好きな曲とを結びつけて、
集中して書いてみようと思った」
やってみて、気づいたことがあると飯沢さん。
「音楽を聴くときには、まず音が耳に入ってくる。
歌詞のある唄でも、意味が音に変換されてこちらに届く。
その経験を詩に置き換えるときには、
普段よりも、音の響きや色合いやテクスチャーに
より敏感にならざるを得ない。
音楽はコトバよりも抽象的で普遍的だ。
コトバを使うと、どうしても具体的な意味に則して
記述しなければならなくなる。
その縛りをどれだけ外せるか、
コトバで音楽にどこまで近づけるのか、
という実践の成果が、本書におさめた詩群である」
音楽はビル・エヴァンス・トリオ
『ポートレイト・イン・ジャズ』全曲を中心に、
ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、
松任谷由実など時代もジャンルもさまざま。
巻末にはそれらの曲のバックグラウンドを記した
ライナー・ノーツを収録。
詩を眺め、楽曲のことを知り、また詩に戻る、
そんな楽しみ方ができる一冊です。
サイトウマサミツさんが飯沢さんの詩を読み、
浮かんだイメージをスケッチ。
音楽と詩が出会い、スケッチが加わって、
それぞれの世界がヴィヴィッドに心に響きます。
著者:飯沢耕太郎
挿絵:サイトウマサミツ
112p A5変形 2400円+税
2025年10月1日発売



